完成したサウナの画像です。

 横が約2mありますので、大人が2人寝れる広さです。5~6人はいけそうです。

 試運転してみましたが、30分位でサウナらしくなり、約一時間で70~80度になります。一番寒い時期だったので、暖かい時期だと、もう少し時間的には、早く温まると思います。

  

 満潮の時は、海、波打ち際まで4~5mの距離ですから、すぐに砂浜に寝そべって、寄せる波で体を冷やすと、気持ちいいと思います。様々な形で海近の浜辺のサウナの魅力を堪能して欲しいと思います。

 「浜辺サウナ」って、「浜辺美波」の妹みたいてす。「浜辺で美しい波に洗われる・・・」って、いい名前ですね。心の洗濯ですか? 心も体も、きっと、整います。

 海は、街が近いのでゴミが打ちあがりますが、海水はきれいです。

 

 皆様に利用して頂くことを想定して、中は、総ヒノキ張り、全て断熱材入りで、こだわりの造りです。温度を上げると、今は、ヒノキのいい香りが充満してきます。

 

 保健所の営業許可が必要なのですが、①BBQのお客様は1組限定ではなく、複数組入れること、②シャワー室には給排水設備がありますが、サウナ室にも必要という2点の指摘事項がありました。残念ながら、指摘には対応できなかったので、営業許可は下りませんでした。保健所の方々には、様々なご配慮頂き、丁寧な説明があり、感謝しております。

 

 ①については、最初に指摘されたので、複数組入れるようにすぐに変更しました。約一週間後に、②により許可できない旨の説明があり、①を急いで元に戻した経緯がありました。

 「一日1組様限定」は、お店のサービスの柱となる事項で、コロナ禍でのお店の「ウリ」です。また、リハビリ中の私には、お客様が増えたときに対応できず、正直、無理したくないという気持ちでした。①は、風営法の関係らしいのですが、その基準の趣旨説明はなく、なぜそうなるのか理解できませんでした。

 

 ②については、再検討する旨の回答で、色々とご配慮頂きながら、申し訳ありませんでした。

 実は、保健所の許可が必要なことはサウナを建てた後に気付いたので、私のミスですから、仕方ないなと思っています。

 

 保健所は、親切・丁寧な説明でしたが、指摘された事項について、衛生面等でどのような問題・弊害があるのかの説明はなく、根拠法令等の説明だけでした。もともと、現地を見て判断することはなかったし、最初に尋ねたときに「最後に、全て終わった後に見に行きます」と説明がありました。

 衛生面等で適切な建物であるか否かの判断も、市の建築課等の判断に委ねるスタンスでしたが、建築課等で衛生面を判断をするのは視点が異なるので無理があると思いました。なんか全て他力本願で、机上で処理しようとする体質・対応は、水戸黄門の「悪代官」のイメージで、おかみ意識が残り、古すぎるという印象でした。

 

 最近話題となった福岡県の大丸別荘の話ですが、あれは、福岡県により公衆浴場法違反で告発され、県警が捜査していたところ、前社長が自殺したという事件でした。確かに、不衛生極まりない話でしたが、入浴客の健康被害などの実害の報道は一切なかったと記憶しています。少なくとも、この件で死んだのは前社長だけという皮肉な結果でした。コロナ禍で旅館経営もひん死寸前で、やっと光が見えた時期でしたから、県の告発がなぜこのタイミングなのか不思議でした。少なくとも、痛みを共にし、一緒にコロナ禍を乗り越えようという姿勢はなかったと思います。見せしめ的な対応にしても、スマートさに欠けました。この結果、福岡・熊本辺りの温泉旅館は、立て直すのに10年はかかると思います。

 広島の場合はどうかは分かりません。ただ、同じような体質が少なからず、あるんだとしたら、正して欲しいと思います。 

  

 一方、飲食店としての営業許可は取っていますが、件数がとても多く、毎年、食中毒で沢山の人が亡くなりますので、取組姿勢、危機意識が違ってました。具体的な手順は、まず現地を見る日程調整を迅速に行い、特に、食中毒等を出さないために必要な建物及び設備の不備、改善すべき点を現地で確認、指摘。改善等されると、再度、現地に赴き、確認の上、即許可を出す流れで手際よく進めてられていました。担当者も自己の判断で即答し、自信があって、鍛えられているなと。

 スピード感があり、的確な対応が印象的でした。同じフロアーで仕事をしていて、違い過ぎるなぁと。できれば、同様な対応を目指して欲しいと思います。

  

 

 海の側にあるので、地面からの湿度を遮断し、床下にも断熱材を入れて、高温をキープ、ある程度の水害等にも対応できるという理由で、地面より約10cmほど高く造りました。私は専門家ではないですが、専門家の説明を聞き、この立地では、ベストな造りだと判断しました。

 この仕様で、水が漏らないように給排水設備を造るのは無理がありますし、その必要性が分からないので、「これでいいのだ」と。

 私は、ブレすに「いいもの」「安心できるもの」を造りたいですし、極めて「いいもの」ができたと自負しています。

 

 したがって、残念ながら、営業用としての使用はできません。

 

 宿泊も同様なのですが、許可等の条件が非情に厳しく、そこまでの設備投資は個人レベルでは、できないなぁと断念した経緯があります。旅館業等の許可も、正直、水戸黄門の「悪代官」のようで、やる前にやる気をなくすほど厳しく、コスト意識なんてなかったです。

 国のやることは、総論的に、大儀は最もな話で、理想的な趣旨で優れているのですが、具体的手順を定めるときに、使えないほど細かく、いやがらせのような項目ダラケになってしまう。そんなパターンがやたらと多い気がします。取組姿勢もまた、官と民間では、全く違うし、渦中にいたら、そのことに気付いていないようなので、直るはずもないと思います。愚痴になりました。

 

 勿論、友人ならば、サウナにも入って頂きたいし、宿泊もして構いません。その基準は、やや微妙な感じも否定できません。私としては、ルールは守りながら、でも、皆様に喜んで頂きたいと切に願っています。

 

 私は、SNSは苦手ですが、仕事上、Facebookを利用していますので、是非、Facebookで友達になって、自慢の私の次女「浜辺左右菜」を堪能してみてください。

 

 ちなみに、「右も左もいい香りの菜っ葉」=「左右菜」と書いて「サウナ」と名づけました。素肌の色も、新緑の頃の「小麦色」の広島の菜です。「はまべのさうな」と申します。そのまんまの名前です。お見知り置きをお願いします。

 

 汗ダーダーで、海に向かって走っていくと、「あれっ、ハーブのいい香り・・・」と恍惚の表情になり、「猪よけ電気柵」に引っ掛かって、派手にずっこけて、そのまんま「浜辺美波」になって、「波をかぶる」という・・「よしもと新喜劇」寄りのギャグをと思います。

 干潮だと十数メートルありますので、カブキのように進む感じもいいかと・・・

 

 同じ立命館大学出身のサバンナの高橋さんと八木さん、そうサウナ好きの高橋さんの奥様と。八木さんの豊富なギャグと高橋さんの愛される解説でなら「爆笑」に変えてくれそうです。是非ともお願いいたします。

 砂浜なので大丈夫だとは思いますが、怪我しない程度でお願いします。

 

 これから「ローマンカモミール」と「ユーカリ」を中心に様々なハーブを育て、「左右菜」の周りは、名前のとおり3年でハーブだらけにしますので、楽しみにしてください。  

 

通路側からの写真です。

裏側からの写真です。海の向こうに見えるのが、サミットが行われるプリンスホテルです。

 

 

デッキからの景色です。デッキの向こうがサウナ棟です。

ここで眠るのも、気持ちがいいです。

サウナ棟の内部です。溶岩石に水をかけると、一気に、体感温度が上がります。

大人二人が寝れるスペースです。

ドアを開けたら、こんな景色です。