2024年6月に税理士登録をし、税理士もやっています。

 どうかよろしくお願いします。

 

1 経歴

 大学卒業後、税務の職場で30年、相続税、譲渡所得の資産課税、一筋でした。

 30代の頃は、公的評価の適正化・均衡化の要請から、国の相続税評価が8割、市町村の固定資産税が7割の水準を維持するために鑑定評価を導入するなど、運営が大きく変わる時期でした。

 土地評価の専門家として、不動産鑑定士の試験にも合格し、その理論とともに、局・署で9年ほど、公的評価の実務を担当しました。

 また、その後、局資産税課の係長になってからは、資産税課の総務係長、監理2係長、監理1係長、実務指導専門官、課長補佐と順にほとんどのポストを経験しました。

 その際に、国際取引等を使った節税策について、税制改正要望を出し、翌年には改正されるなど、国税庁の対応の速さには驚きました。

 株式税制の大幅な改正、原則、申告課税の時期で、これに携わっていたので、制度改正の詳細を学ぶためには、現に、株式売買を経験してみるのが一番でしたから、この時に、株式売買をはじめました。今は、趣味の領域を超えています。

 

 また、2年間、東京に出向し、税務大学校の教授として、若い職員に税法等を教える仕事も担当しました。この時は、時間的な余裕もあったので、しっかり基本から学び直すことができました。

 53歳の時、岡山西税務署の副署長を最後に、税務の職場を退職し、しばらく離れていましたが、この度、税理士登録を行いました。皆さん、税金のことで、分からないことがありましたら、遠慮なく、尋ねてください。

 

2 相続税に関して 

 例えば、相続税は、広島市内に自宅を所有し、預貯金等が1000~2000万円程度の広島で一般的な家庭のご主人でも、相続人の数によりますが、課税対象となる可能性が高い身近な税です。老後の不安からか、貯蓄は相応に持っている方が意外と多いです。

 それと、家庭の内情を知られたくないのか「我が家は、相続税がかかるほど、財産はないから・・・」と謙遜される方が多いです。

 でも、職業柄、秘密は守ることは徹底していますし、専門家に相談することで安心できると思います。自分の安易な判断、希望的観測は、よくないと思います。

 相続税対策をすると合法的に数百万円は、負担する税の節約になります。

 

3 贈与税の非課税枠を使った節税策の話 

 年間110万の贈与税の非課税枠を使った節税策でも、子供や孫が5人いると仮定し、1年間に5人に110万円ずつ贈与すると、10年間で5500万円贈与できます。税率1割として、550万円の税金を節約できます。

 税額100から200万円程度までの申告が大半ですから、50~60歳位で対策を始めると、課税対象とならない可能性は大きいです。

 どのように贈与すれば税務署に認められるかの検討も必要です。単に、名義を移しただけで、本人に内緒にしたり、自分で持っていたりすると、名前を借りていただけの借名預金等と認定されます。

 今は金融機関の対応も随分と厳しくなり、借名等ができにくい環境にありますが「相続税のことは気になるけど、老後の不安がより大きくて・・・」と、自分で持っている方が多いようです。このようなケースでは、基本的な考え方は変わっていません。

 是非、気になる方は、詳細をお尋ねください。

 

4 生命保険金の話 

 また、死亡によって受け取る生命保険金は、基本的に、みなし相続財産として相続税の課税対象となりますが、この時の基礎控除は、別枠で相続人1人当たり500万円あります。

 つまり、相続人一人あたり500万までは受け取る生命保険金に相続税はかからないので、かけていない人は、新たに契約することによって、相続税の節税になります。

 生保の代理店もやっていますので、ご相談ください。

 

5 民法の話

 それから、子供のいない世帯や離婚の増加などにより、「誰が相続人で」「誰に相続させたいのか」などの問題も増えています。

 

 不動産などの資産は、権利のある人しか相続登記できないし、最近法律が変わり、マスコミでも取り上げられていますが、相続登記の義務化が法制化されました。

 でも、古い戸籍を取り寄せ、相続人のすべてを明確にし、全員の実印が揃わないと相続登記はできないことは変わっていません。これは、時間がたつほど、大変な作業です。

 

 中国地方の自治体でも空き家問題は深刻です。

 権利を有する者は都会に移り住み、田舎の土地等には無関心で、土地等は荒れ放題です。

 

 正確な民法や税知識のある人に生前に相談し、養子制度や遺言の効果などを活用し、なかなか制度的には、むつかしいことですが、不動産などの資産を出来るだけ「有効活用できる人」「有効活用したい人」へ、節税を図りながら、円滑に所有権を移すことも検討すべきかと思います。

 まさに、金輪島に土地等を所有していますので、このことが私自身も悩みの種です。

 

6 今後のこと 

 得意なことと不得意なことがありますし、何でも即答できるわけではありませんが、分からないことは、責任を持って調べ、回答しますので、よろしくお願いいたします。

 

 なお、今頃になって登録した主な理由は、以下のとおりです。

 

① 約30年税務の職場で勉強してきました。

 2012年に税務署を退職して、12年がたち、その間に、税法等も様々な改正があり、知識も陳腐化するので、勉強して、責任持って対処するには、時期的に最後のチャンスだろうと思ったこと。 

② 脳梗塞を患ってから4年がたち、外形的なリハビリのほか、質の高い仕事内容もこなせる自信がついたので、挑戦しようと思ったこと。

③ 金輪島のお店も落ち着き、ほぼ、やりたいことはやり尽くし、維持していくことが中心になり、余裕ができたこと。 

 

どうか、よろしくお願いします。